部品加工 : 2019.10.11
伝統の蒔絵×精密切削加工
【伝統の蒔絵×精密切削加工】
日本を代表する加賀蒔絵師、田村一舟様の作品をHILLTOPでお手伝いさせていただきました。
『金胎渦蒔絵香合』
4枚目が弊社で加工したアルミの削り出しの状態の写真。
これに田村様が漆・プラチナ粉・金粉(丸粉・平目=大粒の金パーツ)・ウズラの卵を使い
伝統の蒔絵技法を施してくださいました。(写真1,2,3枚目)
繊細で優美な装飾は、見る者を魅了する圧巻の仕上がりとなっています。
国宝級の伝統技術に携わることができ、本当に光栄です!
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『漆芸家 田村 一舟氏』
金粉・銀粉などで漆器の表面に絵模様をつける日本独特の美術工芸、蒔絵。
清瀬一光師に師事し金沢に伝わる伝統蒔絵「加賀蒔絵」を習得。
漆器はもちろんのこと、加賀蒔絵をあしらった高級万年筆や腕時計など数多くの作品を発表。
肉眼では見ることが困難な細かな部分もに丹念に繊細に筆を入れ、
その極めて精緻な美しさは日本のみならず世界中から高い評価を受けている。
代表作品としてはスイスのボヴェという時計ブランドの風神雷神やセーラー万年筆の吉野山、舞楽など。