HILLTOP(ヒルトップ)株式会社

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装置開発

2019.10.25

電気基板の設計

こんにちは。
HILLTOP株式会社で電気基板の設計をしている宮浜です。
宜しくお願いいたします。

 

私が普段どういった仕事をしているか紹介していきます。
私は現在医療機器事業部という部署に所属しており、主に医療機器の試作開発、製造を行っております。
いまだ世の中にないものを作るためにはたくさんの工程を踏む必要があります。
製品コンセプトの決定→機器デザイン→設計→製造→組み立て→完成
といった流れになっていますが、私が担当しているのはこの流れの設計にあたる、電気基盤の設計を行っております。

電気基盤を設計するにあたりどういった知識が必要が説明していこうかと思います。
まず初めに必要なことが基本となる電気的な知識です。
電気がどのように流れるのか、どのように電気信号は送られるのか、基板とはどういった仕組みなのかを知る必要があります。

 

それを知った上で、今から作る機器にどのような仕事をさせるのかを考え基板に落とし込んでいく必要があります。
これを決める段階が一番難しく、楽しい部分でもあるのですが、
例えば、電源はコンセントを使うのかバッテリーを使うのかでも大きく使用が変わってきますし、
機器のサイズ、基板がどれぐらいの割合をしめることができるのかによっても変わってきます。

通信はUSB?Bluetooth?仕事は、センサーは必要?何かを動かす?温める?など、
その機器の仕様にあった部品の選定もこの段階で行うので、何万個とある電子部品の中から部品の選定を行う必要がり、
ここでの決定により、その製品の良しあしが大きく変わってくる行程となります。

そのようにして部品の選定が終わると、次にその部品や仕様を実際に使い満足のいく性能かどうかを判断します。
この段階では、思い通りの機能を果たすものかどうかを検証するために基板の作成、部品の実装、プログラムなどを行い実際の部品を使いテストをしていきます。
消費電力や熱容量、ノイズ、さまざまな要素が絡んでくることで仕様をクリアできないことも何度もありますが、
それでも一度でうまくいったり、違う部品の選定をすることでより高いクオリティーの物ができたり、
今まで使ったことのない新しい技術を使う楽しみは随所に散らばっています。

このように何度もトライアンドエラーを繰り返してできた物を組み合わせて一つの基板にして製品化していく

そうして作った製品が試作機として世の中に出ていく準備をしたり、実際に世の中に出ていく物になった時は、

自分の成長も感じますし本当にその件にかかわることができてよかったなと思えます。

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