2019.10.16
アルマイトとめっきの違い!
アルミニウムは酸素と結びつきやすく、空気にさらすとすぐに薄い酸化皮膜を作ります。
アルミニウムはこの自然に作られる皮膜で保護されているので一般的に錆びにくいといわれています。
がしかし!!
この皮膜は非常に薄いので、環境によっては化学反応で腐食してしまいまうのです…
そのため表面を保護する表面処理が必要です!
では一体どんな種類の表面処理があるのか?
HILLTOPで扱っている処理は大きく2種類!
①陽極酸化皮膜 アルマイト
アルマイトは、理化学研究所の登録商標であり、アルミニウムの陽極酸化皮膜、または、その皮膜の施された製品の通称です。
アルミニウム製品を陽極にして、硫酸、しゅう酸、クロム酸などの浴中で電解すると、
陽極に発生する酸素のためにアルミニウムの表面に、多孔質であるが電気絶縁性が高く耐食性、耐摩耗性の酸化膜が生じます。
皮膜は多孔質、繊維状であるので染色が出来ます。
アルミサッシなどの建材、カメラなどの光学機器水筒、ヤカンなどアルミニウム製品に広く利用されております!
アルマイトって意外と身近なものなんですよね~!
①金属の薄膜を被覆 めっき
めっきはイメージしやすいですよね?
めっきは金属の表面に目的に応じて他の金属を被覆します。
つまり!!コーティングしてるんです!
金属を腐食から守ると同時に装飾し商品の価値を高めたり、 光沢を与えることで摩擦などの抵抗から金属を守ります。
また弊社が行っている無電解ニッケルめっきは電気めっきのように通電を必要とせず
加えて多くの機能的特性、電気的特性、物理的特性が評価されて、様々な分野で利用されています。
めっき厚が均一で袋状のような複雑な形状の細部にもしっかり付着することから、特に精密機械の部品に使われます。