2022.10.03
ガイジンのいないクニ カリフォルニア
HILLTOP USA*1 の主筆のココ・ピンクです😀🌴
アメリカは西海岸、南カリフォルニアからニュースを発信していきますよ!
題して!
『でっかい国 アメリカのビジネスや暮らし』
ぼやーっとしたタイトルですね~(笑)
私自身、日本から米国へ移住して約10年の歳月が経ちましたので
その生活についてや、米国で働くことの面白さ・難しさなど、
感じることをお伝え出来れば。
また、海外進出や海外生活の魅力等を連載形式で発信できればと思います!
正式タイトルを見ていただければ、その込(秘)めれられた思いが伝わるかと。
改めて、題して!
*1 note記事内では、『HILLTOP Technology Laboratory, Inc.』を『HILLTOP USA』と表記しています
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ガイジンのいないクニ カリフォルニア
さーて、はじまりました👏
ココ・ピンクの『でっかい国アメリカのビジネスや暮らし』の記念すべき第
一回!
今回は英語コミュニケーションの不安についての処方箋!?についてです。
▽多様な、あまりに多様な
よくアメリカは『移民国家』と呼ばれたりもしますが、
カリフォルニア州もまた『様々な理由で自国を出た人々がこの土地へ移り住む』ということを、この150年以上あまりずっとずっと続けている場所だけあって、そこで暮らす人々もまた多様性に富んでいます。
いきなり身近な話で恐縮ですが、私自身米国人と国際結婚をしていまして、義理の兄弟・姉妹には
・アフリカ系
・インド系
・ハワイ系
…など、あまりに様々すぎて何だかちょっと面白いです。
私の大家だったHさんはイランから40年以上前にやってきてますし、
保険代理店のDさんはカリフォルニア生まれの日系3世…などなど。
というふうに、各々、それぞれ、皆様、出身にバラエティがあり、
まさに移民たちが作り出しているクニ(州)なのだなぁと感じます!
HILLTOP USA(正式名:HILLTOP Technology Laboratory, Inc.)のある
南カリフォルニア・アーバイン市(オレンジ郡)でも
もちろん事情は同じで、2013年の設立以来弊社の社員も実に多様な背景を持つ人々が活躍してますよ!
▽ガイジンのいないクニ カリフォルニア
このような場所であるカリフォルニアでは
「あなたはいつこのクニへ来たのか?」
という問いはあっても、新参者を
「あなたはガイジンだ」
と見なす考えが起きにくい。なぜなら
『皆が時期は違えど
元々は別のクニから移り住んできた人(の子・孫)だから』
なんですね。
そう、私も日本から10年前にやってきた。
だからといって、誰もワタシをガイジンとは呼ばない。
この『ガイジンのいないクニ』という考えをインストールすることは、
カリフォルニア(および米国の特に都市部)への企業進出や留学などを考えている方々の、語学上の不安に関しても役立つのではないかと思います
▽転校生のたとえ
例えてみますと、英語オンリーの学校に日本人の自分が転校してくるっていうシチュエーションがあったとして
① 転校生の自分だけが英語がわからない!
っていう気分よりも、
② このクラスの半分くらいが英語を学んでいる人。
あとの半分も人も「英語を学んでいる途中の人との会話に慣れている」
と②のように考える方が気持ちがラク、そして南カリフォルニアの実情にも沿っています。
実際カリフォルニアでは、『家で英語以外の言語を話す人』の割合は
なんと全体の4割半数近くにも及びます。
アメリカ人と呼ばれている人でも、『英語』という『外国語』を話しながら暮らしている人、働きながら学んでいる人がほぼ半数を占めているのが実情なのです。
・通じる前提で話す
ことの多い日本とは違い
・バックグランドが違うもの同士が、
なまった英語で、そもそも通じない前提で話す
ことが日常なので、英語が上手い / 下手はほとんど重要でなく、
伝えようとする意思だけが重要なのです。
これを無理やりココ・ピンク的にまとめますと
いつでも愛の告白モード!💌
誰もお前のことを笑わない!
ガンガン行こうぜ in USA✊
↓
上手く伝えられるかどうかよりも、
「思い(趣旨やポイント)を何とかして伝えたい!」
という気持ちを全面に押し出す
ことをおススメします!
あれ? なんじゃそれ?
全く語学の処方箋になってないって?
スイマセン…でも、そう考えると少しは楽にならないでしょうか。
それでは、また次回
失敗と故障を嫌がる日本のものづくり
vs
失敗–再試行のサイクルを早めたい米国の開発
でお会いしましょう!
どうぞお楽しみに!😉