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Column

コラム

2019.10.03

アルマイトって必要なの?

しばらく使っていない金属製のものて

気づくと変色してしまっていたり、錆びてしまったていたり…

そんな経験ありませんか?

 

アルミニウムは酸素と結びつきやすく、

空気にさらすとすぐに薄い酸化皮膜を作ります。

この自然に作られる皮膜で保護されているので一般的に錆びにくいといわれています。

がしかしです!!

この皮膜は非常に薄いので、残念ながら化学反応で腐食してしまいます…(泣)

そのため表面を保護する表面処理が必要、すなわちアルマイトが必要となります!!

 

聞き慣れない言葉かもしれませんが、

このアルマイト!わりと身近なものに使われておりまして…

 

例えばアルミ製のお弁当箱、やかん、お鍋などの家庭用品から、

さらにアルミニウム製の建材、光学部品、電車や航空機の内装品、自動車部品、光学部品、半導体部品、照明機器、医療機器、各種のネームプレートや化粧板など、

幅広く用いられています!

釣りのパーツなんかもカラーアルマイトのパーツ多いですよねーーー!

 

そしてアルマイトのすごいところはメッキや塗装などとは違い、

表面をコーティングする!ていうのとは違うんですねーー!

 

アルマイトは陽極酸化処理により、アルミニウムの表面に活性な酸素が発生し、

これとアルミニウムが反応して「酸化アルミニウム」となり、

アルミの表面(元々の素地面)から上に成長皮膜、下に浸透皮膜というように上下に成長しています。

つまり表面をコーティングしつつ、処理が浸透してるんです!

 

ただ、この特性により表面処理前後で寸法が変化します。

つまり事前の精密加工が求められるのです。

また、皮膜の厚さもコントロールしなければなりません。

 

加工屋さんと表面処理屋さんが1番もめるのもココだったりします…(業界あるある)

 

HILLTOPでは自社内に表面処理ラインを完備!

膜厚を加味した製品精度を実現しております。

また、輸送での傷などのリスクも軽減することができます。

 

 

 

【処理の種類】

白アルマイト
黒アルマイト
硬質アルマイト
硬質黒アルマイト
テクノマイト
テクノマイトブラック
フッ素コーティング
TOPブラック
硬質TOPブラック
テクノフォス
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