2022.11.22
京都大学鳥人間サークル『ShootingStars』様を見学してきました
こんにちは!HILLTOP広報です😀
HILLTOPでは2019年から毎年、京都大学鳥人間サークル『ShootingStars』様(https://shootingstars.hannnari.com/)へ部品提供をさせていただいております✈️
以前より
「鳥人間の機体って、どうやって作ってるんやろう…😯」
「そもそも学生たちの手で人間を乗せて飛ぶ機体を作るってスゴいよな…🤔」
「HILLTOPで作った部品がどのように使用されているのか見てみたい!🛠」
という思いがあったため、見学のご相談をしたところ快く受け入れてくださり、この度見学に行ってきました✊😆
『鳥人間コンテスト』とは?
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『鳥人間コンテスト選手権大会』(とりにんげんコンテストせんしゅけんたいかい、英称:JAPAN INTERNATIONAL BIRDMAN RALLY)は、読売テレビ放送主催による人力飛行機の滞空距離および飛行時間を競う競技会。
(略)
1977年に滋賀県近江八幡市の宮ヶ浜水泳場で第1回が開催されて以降、毎年7月に滋賀県彦根市の琵琶湖を舞台に開催され、1980年(第4回)以降は同市内にある松原水泳場を会場としている。その模様は、読売テレビ制作・日本テレビ系列で全国ネットの特別番組として放送されている。
参加団体や関係者からは、省略して「鳥コン」とも呼ばれる。
「鳥人間コンテスト選手権大会」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。2022年11月10日 (木) 11:58 UTC
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ShootingStars様は京都大学公認の人力飛行機製作サークルです✈️
京都大学へ到着
10月某日、京都大学の部室棟へ到着しました!
電装班長・駆動設計を担当されている岩倉さんが迎えに来てくださり、見学スタートです。
まずは飛行機の設計と翼の造りについて説明していただきました。
驚いたのは、飛行機の設計図は毎年HPで公開されているということ。
コンテストと聞くと『自分達の技術は秘密にする』イメージがあったのですが、鳥人間コンテスト界では技術はオープンにするという風土があり、他校との技術交流も盛んなのだそうです。
互いに技術を高め合い、切磋琢磨する姿勢に心を打たれました…。
続いて廊下に出ると自転車らしきものが目に入りました。
聞くと、こちらはパイロットの方が練習するための自転車なのだそうです。
廊下を渡って、1階の倉庫へ移動します。
現在組み立て中の機体が設置されています。
HILLTOPが製作した部品達がどのように使用されているかを見せていただきました。
見学には製造部も同行していたのですが、自分が製作した部品が使用されているのを見て
「あぁ、これはこうやって使う部品やったんや…!」
と、製品の行く末を見ることができて嬉しそうでした😌
最後に見学させていただいたのは、翼(ヨク)が設置されているお部屋と設計室。
なんとこのお部屋は空調が故障しており、夏は暑く冬は寒い中での作業なのだそうです。
なんて過酷なんだ、人力飛行機製作…!
翼はとても繊細な作りをしているため、テスト飛行は修理することが前提で飛ばすのだそうです。
運搬の際はパーツで分けて、それぞれ車に乗せてから運ぶとのこと。
聞けば聞くほど大変な作業ですが、各班の努力が結晶となって機体が完成しているのだと思うと、アツいものが込み上げてきました。
最後に記念写真をパチリ📸
見学に伺った感想
HILLTOPメンバーに、見学の感想を聞いてみました👂
・普段は納品後の製品がどのように使用されているか確認する機会がないので、学ぶことや気づくことが多く、非常に勉強になりました。
・部品ひとつひとつが人の命を預かっているのだと改めて気づき、製作者としての責任を感じました。
また、少しでも遠くまで機体が飛べるよう、軽量化かつ精度のいい部品を届けたいと思いました。
などなど、実際の機体と製作の様子を見学したことで、
「自分達にできることはなんなのか?」
「ものを作る責任とは?」
「人力飛行機づくりってスゴイ!」
と、学び有り・わくわく有りの見学だったことがわかりました!👀
最後に
突然のご相談にもかかわらず、見学を快く引き受けてくださったShootingStars様。
また当日アテンドをしてくださった岩倉さん、
作業風景を見学させてくださったサークルメンバーの皆さん、
授業の合間に挨拶に来てくださったサークルメンバーの皆さん、
本当にありがとうございました!
見学させていただいたことで、鳥人間コンテストというものがグッと身近に感じられるようになった気がします。
第23代も引き続き、全力で応援させていただきます📣
頑張れ!ShootingStars!!🕊